2007.08.17 Friday 02:09
【LANDISK】USL-5Pでdebianを...その1

以下、何回かに分けて施した施術内容を忘備録として書いておきます。
- まずは、USL-5Pをごく普通に接続して動作確認。特に、ファームのバージョンをチェック。私のところに届いたUSL-5Pは、最初から最新バージョン(Ver1.02)になっていました。管理画面から機能をちらちらとチェック... ふむふむ...ワークグループ等最低限の設定を実施。
- 次はおもむろにUSL-5Pを分解。HDLシリーズの分解は結構大変だったけど、こいつは簡単! ねじはたった1本。ここらへんを参考に。爪がなかなか取れなかったけど、何とか無傷で分解完了! 何と基盤はまったくケースにねじ止めされてない!
- USL-5Pはコンパクトフラッシュ(CF)にシステムが記録されている。このCFには64MB容量のものと128MB容量のものが内蔵されているらしいが、私のところに来たものは128MBだった。黒いテープで止まっているから、それをはがしてCFをスロットから抜く。これを先にdebian化しているLANDISK(HDL-160U)にUSBのカードリーダー経由で接続し中身を見る。fdiskで確認すると、64MBのパーティションが1つあるだけ。とりあえず、ddコマンドで丸ごとバックアップイメージを作成した。
# dd if=/dev/sda of=./usl-5p.img
できたイメージファイルのサイズは128MB。64MBだけ吸い出せば良かったのに、全部吸い出しちゃった。笑 このCFは今後の作業では使わないので大事に保存... - USBカードリーダーからCFを抜いて、買っておいた6GBのマイクロドライブに差し替える。fdiskで中身を見ると、全領域がWindows用にfatでフォーマット済み。そのままfdiskで領域を削除した。で、先ほど保存したオリジナルCFのイメージをこのマイクロドライブに書き込む。これもddコマンドで書き込むだけ。
# dd if=./usl-5p.img of=/dev/sda
完了したらまたまたfdiskで中身を確認。CFと同様64MBのパーティションができている。多分、このままこれをUSL-5Pに刺して電源を入れれば起動するはず。 - ついでにtelnetdが使えるように中身を替えておく。kogiidenaさんが配布しているUSL-5P用のtelnetd(usl5p-telnetd-update.tgz)をダウンロードしてきて、kogiidenaさんのサイトの「補足 … usl5p-telnetd-update.tgz の内容」の欄を参考にファイルのコピーや設定変更を手動で実施。やや自信なかったけど、とりあえず設定できたはず...
- いよいよマイクロドライブをUSL-5Pに刺して起動。ランプのちかちかは動作しているような雰囲気だ。仕込んだtelnetdは? ... PCからtelnetしたら無事にログイン完了!
続きは次回...
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